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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2017年3月26日日曜日

暦とともに#179 春分

二至二分のひとつ春分は、二十四節気のなかでも馴染みのある節気で、
季節の変わり目を実感させてくれる節気です。
「春ですよ〜!!」とようやく待ちわびた季節がやってくる感じに
あふれていますが、じつは春のど真ん中で「たけなわ」の頃なんですね。
でも、また「暑さ寒さも彼岸まで」と言う言葉もあるくらいで、
ここから春!が実感としてはほんとのところでしょうか。

春は桜を始め、たくさんの花が咲く季節ですから、
メディアなどでも花の特集などが多く見られる季節でもあります。
そんな春に、私もちょぴっと紙媒体、web媒体で花を生けさせていただきました。
順番に出来上がってきてますのでご紹介。


Panasonic暮らしの情報誌「Otonari」春号はTake freeの冊子です

ヘーベルハウスの会報誌「HEBELIAN」春号からは新連載が始まりました!

どちらも書店に並ぶ雑誌ではないのですが、 どこかで見かけたらぜひご覧ください!
そして、「北欧、暮らしの道具店」さまのwebで花の特集を
担当させていただきました。31日(金)から(予定)は5週連載になります。
またこちらもアップされましたら、お知らせさせていただきますね!

そして、仕事は夏に向かっております。
仕事は季節を先取りで進行するので・・・部屋に生ける花は春らしく。
やっぱり季節の旬を楽しみながら暮らすのが大事ですね。


ドライにしたチューリップとラナンキュラスはきれいな紫が残りました
シュールな装いも漂います

夏のリースに向けてのリースベースを丸めています
生木のときに丸めないと折れてしまうのでちょっと気ぜわしい


それから、関係ないことなんですが、ちょっとでも知ってくれる人が増えたらな
と言うことで、普段は基本あまり個人的な話はしないのですが・・・
東京都福祉保健局が作っている「ヘルプマーク」のことを少し。
これは、東京都福祉保健局が障害者対策のひとつとして
「外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。」
なんです。こちらからサイトをご覧ください。
赤に白のお洒落なマークなので、カバンなどに下げていると「アクセサリー」に
取れるくらいのものなのですが、実は「ヘルプマーク」。
都営地下鉄などでは少しずつステッカーも貼られ出したようですが、
あまりにも認識が普及していないように思われます。


こんなにお洒落に作られたのには拍手!なんですが・・・


先天性股関節変形症という持病があるのですが、
昨年秋ころから少し調子が芳しくなくて、これは仕方ないと思い
マークを付けて公共の交通機関を利用するようにしているのですが、
あまり付けている意味が実感できないのが正直なところです。
席を変わって欲しいとかそういうのではなくて、
優先席に座ってることを理解して欲しい、エレベーターに乗ることも、
ゆっくりしか歩けないこともちょっとわかってもらえたら、
肩身の狭い気持ちが和らぐ、そんな感じなんです。
私はこのマークが素敵なデザインであることは素晴らしいと思っていて、
このままでもっと広域に普及していき、認識が上がって行くといいなと
思っているので、紹介させていただきました。
マークを見たら、あ、あのマークだと、気付いていただければ嬉しいです。
私も調子がいいときは、かなり自分本位で行動している自分がいるのも
身を持って感じており、反省もしかりです。
東京はたくさんの人が忙しく動いている町ですが、
マークがどうのという以前に、少し優しい気持ちを持って
みんなが生活していける町でありたいですね。




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