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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2015年11月8日日曜日

暦とともに#148 立冬

暦の上に冬が来ました。立冬です。
昨夜からの雨が降り続く、肌寒い日になりましたね。
なんとなくお昼は暖かい日が続いていたので、ちょっと我慢してましたが、
「立冬か〜〜、じゃ、いいか。」で、そろそろ暖房機の出番ですかね。

俳句を始めてから、歳時記という季語の辞典を開くようになりました。
俳句教室は繁忙期の年内はお休みしますが、ちょっとした時間にパラパラ。
季節の言葉を見ていると、あら〜素敵!と思うものに出くわします。
この季語を使って何か一句作ってみたいな〜とか思ってメモしたり。
晩秋の頃には「冬隣」というのがありました。
冬の字を見ると冬の季語かと思いますが、まだ冬は隣で秋なんですね。
そして、今日、立冬には「今朝の冬」というのがあります。
なんだか急にしんとして、冬が来たように感じます。
日本語って本当にすてきだな〜〜、と、
朝起きて降る雨音に思った冬の始まりでした。

家の中には秋のはじめに無造作に置いていた花なんかが、
ドライになって転がっていたりします。
乾いた枝や花は、冬の景色によく似合います。
ちょっと可愛くしてあげて飾るとなおのこと。


枝を束ねて山帰来を一緒に

大好きなヘクソカズラと山芋のツルをライトに
アナベルのオーナメントは窓辺に

どちらも連載をしている雑誌「コトレシピ」の12月号の特集で
「花とグリーンのおもてなし術」としてご紹介させていただいてます。



アロニアと山法師の枯れ枝と冬景色のアレンジ

花生けも今の季節を楽しむようなのが好きです。
立冬の朝、生けてみました。

しとやかや雨しみいりて今朝の冬  綾

冬は冬らしく、どんどん寒くなり、辛くもなりますが、
ハートウォーミングで楽しんで参りましょう!!




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