自分の写真
暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2018年1月6日土曜日

暦とともに#197 小寒

寒中お見舞い申し上げます。
新年のご挨拶もそこそこのうち、気がつけば小寒を迎え寒中になっておりました。
「暦とともに」も#197で、24(二十四節気)で割って見たら8.2ほど。
節気を跨いだ時もありますが、かれこれ丸8年とちょっと続けて来れました。
長きに渡りお付き合いいただきましてありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

年末まではバタバタでしたが、結構年初めはゆっくりしました。
そんなお正月のことをちょこっと。


鏡餅は大切なお正月のお飾り、お米やさんにお願いしています
花のこよみも2018年版になりました!

元旦の日、氏神さま「氷川神社」へ息子二人と今年もお参りしてきました

恒例の友人との鎌倉詣で
今年も昨年と同様で「大塔宮」鎌倉宮へ
河津桜が満開で鳥居と青空に映えていました!

木彫りの犬は戌年干支のお守り
大塔宮でいただきました

松と菊と南天とひかげのカズラ
紅と緑と

暮れに作った餅花とナンキンハゼとツクバネと松
こちらは白と緑で、夜は雪が舞っているよう
花生けは紅白です・笑


年末に掃除を終えてしめ飾り、鏡餅、花生けと私なりにマストなお正月の室礼を。
これを済ませると、新年をゆっくり迎えることができます。
そしてのんびり三が日を過ごすことができました。
やたらのんびりして、ぼんやりと「さてさて今年は・・・・・」と
考えてみたけれど、なんだかエイっ!て感じが湧いてこない。
これは何だろう?これではまずい・・・と思ったりしますが、
これも年をとったからなのか?
「ま、いいか」と思える自分がいるのを早々にみつけました。
兎にも角にも、いろいろあるけど、毎日楽しんで、大切なことを大切にして。
コツコツ続けていくことを目標に、頑張ろう!
そんな2018年のスタートです。


2017年12月24日日曜日

暦とともに#196 冬至

一陽来復、12月22日に冬至を迎えました。
夏至から地球を半周、冬至は冬の真ん中で、翌日からは陽が伸びて行きます。
とは言っても、これからますます寒くなって冬本番に。
春に向かって行くのだと実感できるのはまだまだ先ですね。
なので、冬を楽しむように過ごしたいものです。
冬至は一陽来復とも言い、 陰極まって陽に転じるとの意味を持ちます。
そんな日に、秋から始めたしめ飾り作りの納品を終えました。
なんだか縁起がいいような!!

最終日は今年も手伝ってもらった皆んなとプチ打ち上げもしました。
それぞれ自分用のしめ飾りを思い思いに作ってもらって、
お昼を食べて、クリスマスケーキも食べて終了です。
今年は餅花を違う方法で作ったので、買っていたもち米はお昼用につきました。


 今年も柳とドウダンツツジを餅花に

つきたてのお餅は美味しいです!

定番の次は進物用にいろいろな迎春飾りを作ります

その人や場所をイメージして新しいデザインも考えて、楽しい

こちらはちょっとモダンにして


今年も無事お飾りを作り終えると、本当に良かったなあと思えます。
そしていろいろな事、たくさんの人にありがとうございました!
としみじみ思います。感謝、感謝。
残り一週間、仕事納めまでもうひと頑張りして掃除して
新しい年を迎えたいと思います。

来年の花あわせレッスンと野山の花の会のカレンダーもできました。
HPにアップが遅れてすいません。こちらに写真でアップいたします。
また季節の花と一緒にお迎えしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!





では、良いクリスマスと年末年始をお過ごしください。
ありがとうございました!!

2017年12月9日土曜日

暦とともに#195 大雪

山々は雪に覆われて、平地にも降雪がある頃を大雪。
いよいよ本格的な冬の到来を感じる時季になりました。
寒いのは苦手ですが、冬が嫌いかと言うとそんなことはなく、
カチンとした空気や、真っ暗な明け方や、午後の光や、透明な空や、
吐く息の白や・・・と言い出したらいっぱいの好きがある季節です。
そして、12月に入るとクリスマスシーズンが始まって
冬になった感がぐんぐんと高まってきて、なんだか高揚感も満載です。
季節が変わる最初はいつだって、ワクワクするものですね!

12月はレッスンもクリスマスがテーマになります。
だいたいはリース作りがメインです。
素材はこの時季ならではの香り豊かな針葉樹。
最近はいろいろな種類の針葉樹が手に入るので、また楽しみが増えました。
クリスマスの針葉樹の代表選手はモミでしょうか。
ただ、モミを使うと存在感が強いのでみんな似たようなリースになりがちです。
教室でもモミは控えて、材料を集めます。
今年はその他の木の実やらもシンプルなものに絞ってみました。
かなりの地味地味(笑)ですが、私の所に来てくださる方は、
地味好み(?)の方が多いのか?みなさん素敵に作ってくださいました。


ブルーアイス、ブルーバード、ヒムロ杉の他にもコニファーを色々
モミは無しです

コーン類もナチュラルか白に絞って

オーストラリア系の植物はドライにしておいたもの

色気用にドライのアジサイ、チランジアと
ちょっぴり色付いたコーンなど

全てのレッスンが終わり、残りを片付けがてら、自分のリースを作りました。
毎年の課題ですが、針葉樹のリースをより自分らしく作れるように。
「そこは森」みたいな、森の中に迷い込んだような、リースが作りたいなぁ。
いつか納得のいくリースが作れるかな?
そんなことを考えながらも、今年のリースもこれはこれでご満悦。
深い緑が重なって、ちょっと大人っぽくできたかな?



深いグリーンにグレイッシュな緑をあわせてみました

聖夜まで森の中をさまよいて  

おまけは、お知らせです。
学研インテリアムック「大人暮らしのインテリア」に8p、取材記事が載っています。
な、なんと!表紙にもなってしまいました。
生活メインの記事ですが、もちろん花も生けています。
チャムとの最後のツーショットにもなりました。
よかったら書店などで手にとってみてください。





さて、来週からは迎春飾りです!!
体調管理もしっかりとして、年末まで頑張ります。

2017年11月25日土曜日

暦とともに#194 小雪

北の方から雪の便りが届く頃になりました。
東京も冬らしくなってきましたね。
夕方の空の色を見ると「ああ冬だな」と特に思います。
そんな冬の入り口にさしかかる前に、ちょっと暖かい所に行ってきました。
年始の1月1日、年末の仕事を終えてボーっとしながら、
どこかに行きたい!モードがむくむく。
そうだ、6月に失効するマイルがあった!!といそいそと行き先を考えました。
沖縄に行こうかと思って航空会社のサイトを見ていいたら、
なんと台湾に同じマイルで行けちゃう!!と知り、
せっかくなら外国行きたいな〜〜〜と安易な発想、席を予約してしまいました。
ところが、そのあとに足の手術が決まり、愛犬が倒れ・・・・
ずらせる所までずらして、それでももう辞めようかと思い・・・
そして、とりあえず台湾の空の下に立つというなんだか不思議な旅でした。
年始のプランでは山の方に行く予定でしたが、いろいろあり、台北中心。
何かのご縁でこの地に来たのだろうと、ひとり気ままにぶらり旅、笑。


1日目は
やっぱり行かなきゃ!故宮博物院

モンゴルの展示に食いつく!

白菜やら牛肉の展示の人だかりをよそに
美しい展示に見入ってきました

博物院の横の至善園
庭園様式にもお国柄が

地下鉄、タクシー、そしてバスにも乗りました

夜はワンタンスープ、さっぱり美味で超安い

デザートにフルーツジュース

2日目は

泊まったホテルはビュッフェスタイルの朝食付き
いろいろ台湾のご飯もありました

食堂はこんなので
とてもおしゃれでいいホテルでしたよ

地下鉄に乗り北投まで
市立図書館分室が素晴らしかった!!

せっかくの温泉地なのでかなりディープな
走り湯に入ってきました

豆花は食べてみたかったデザート!
暖かくて美味しかったけどこれだけでお腹いっぱい

問屋街から夜市を歩いてみた

そして3日目

龍山寺でお線香をあげました


やっぱりお寺はいいですね
神様のいる場所は心が安まる場所、世界共通


最後はちょっと贅沢な茶藝館で
美味しい白茶をいただきました


そして帰りの飛行機の窓から
綺麗な夕日が雲海にのぞいていました


あっという間の二泊三日。ざざっとご紹介でした。
飛行時間も短いし、時差も1時間、海外に行った感があるのかないのか?
旅さえも行ったのか?どうしてここに居るのか?
そんな不思議な旅でした。
仕事も家事も全てからスポイルされたのは確かで、
ひとりなので話すことも少なくて、ただただ気ままに。
博物館に図書館、温泉にお寺、美味しいお茶、こういうのにホッとして、
これにあと緑、自然がいっぱいあれば、私の場合ベストです。
私もそんな年になったんだなぁ〜〜〜と実感した旅でした。
旅はやっぱりいいですね。帰って来たらすっかり冬めいていました。
さあ、年末までまたしっかりと頑張ろう!!


2017年11月9日木曜日

暦とともに#193 立冬

立冬の日と前日は暖かい日が続きました。
もう立冬なのに〜〜、なんて思っていたのですが、
今日は北風が強く、あれれ冬が来ちゃう?!という1日でした。
立冬ですもんね。納得です。暦ってすごいですね。

そうは言っても実際はもうしばらくは晩秋でしょうか。
街の紅葉はこれからが見頃ですし、
気持ち的にももうしばらくは秋を楽しみたい!!というのが正直なところです。
取り立てて遠出はしてませんが、秋の終わりに楽しんだことをいくつか。

まずは日々ヘビーローテションの「ヘニングシュミート」さんのライブです。
やっぱりライブはいいですね。
心が揺れるようなピアノの音、神さまが降りてきたような時間でした。


大好きなヘニングシュミートさんの
ライブに行きました!

なんと場所は自由学園明日館の講堂
ピアノ1台のみの素晴らしいライブでした♫


次は行ってみたかったCAFEへ。
最近コーヒー好きの次男と行ってきました。


駒場東大の近代文学館のBUNDAN CAFEへ

メニューはすべて文学作品にちなんだものです
村上春樹のセットにしました〜〜

いかにもの薄暗さ・笑
落ち着く空間でしたよ



そして、武蔵野美術大学へ。
しめかざりの展示を勉強もかねて観に行ってきました。
かれこれ10年近く年末にしめ飾りを作る仕事をしています。
日本の伝統とその伝承と。簡素で力強いしめ縄に感動しました!
ちゃんと知ることを大切に、私なりのしめ飾りを作りたいと思っています。


7号館は私好みの建物でした
さすが美大だなぁ〜〜と感心しきり

民俗資料館での展示です
ポスターもかっこいい!!



260点ほどの日本各地のしめ飾りが並んでいます
収集された森さんにもお会いしてお話を伺うことができました


音楽、文学、美術、、、、そして、自然。
アートの中で私たちは生かされていますね。


市場でいただいた老爺柿をトレーにどっさり
これだけでも自然のアートです


2017年10月29日日曜日

暦とともに#192 霜降

早朝に霜が降り始める頃、霜降。
山々では紅葉が美しい季節になります。
本来なら行楽日和の頃ですが、このところの天候は雨が多く、
週末には台風が続けてやってきて、青空を見る日が少ないですね。
作物にもたくさんの影響が出ているのでは。
食物と同じように植物にも同じことが言えるので、
早く良い天候が戻って欲しいと願っています。

今月は21日から川越のGALLERYうつわノートさんにて
山田洋次スリップウェア展で花を生けさせていただきました。
私の中ではスリップウェアと言えばまず浮かぶのが「バーナード・リーチ」「民藝」。
日本の民藝運動に影響をおよぼしたイギリスに技法のルーツを持つ陶器。
「温かみと懐かしさ」と、「化粧土の独特の装飾の個性」と、
優しくて強い、少し相反するものが同居したような器の印象を持っています。
山田さんが作られる古典と新しいスリップウェアに、
うつわノートさんのあの場所に、私なりの解釈でどんな花を生けようか?
ワクワクとドキドキが混在する気持ち。


エントランスには秋色紫陽花と野葡萄を
ノスタルジックに

床の間にはカトレアとグミ
カトレアは私の新しいチャレンジ
温故知新

洋間にはバラとエリカ
ブリティッシュなイメージに
バラは迷わず一番好きなロワイヤル

和室縁側は紅葉と実物と洋花のクレマチスを
秋色で伸びやかに和洋折衷

素朴な器に可憐な野菊を常盤いちご、ヘクソカズラと
懐かしく素朴に里山の景


どこか懐かしい日本の洋風。
あえてちょっぴりベタな感じで、田舎っぽっさも出せるといいな。
でも外したらダサくなるから・・・と緊張して花を選び生けました。
温故知新、カトレアやバラはかなりの挑戦でもありました。
それぞれに私らしく、その場に、器にあう花を生けれたと思います。

残りの週末に向けて、取り置いていただいたピッチャーの購入もかねて
整理、生け変えてきました。


ローヤ柿とグミは和洋折衷
鈴なりの柿で秋景色

洋間はバラから紅葉水無月に
ぐっと秋色になりました

数珠珊瑚と野菊で
秋野原の風情に

縁側はクレマチスが綺麗に咲いてきていてので水換えと切り戻しのみ
庭の景色の中に溶け込んで艶やか


いつもの私とチャレンジと、また学びがたくさんありました。
気持ちの込められた器には懐の大きさと力をいつも感じます。
所作良く、凛と、空気を含んで佇まいになるように。
そんな花を生けていきたいです。
この場をいただけたことに、ありがとうございます。
連れて帰ったピッチャー、また生徒さんにも使ってもらおう!
お楽しみに!!